2019-11-28 第200回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
私の知り合いの防災研究者から、ことしの風水害で顕在化した問題点として、少なくとも次の点が指摘できるという御示唆をいただいております。 一つは、台風十五号では対応組織の連携不足による状況把握の難しさがあった。二つ目には、台風十九号では災害が広域にわたって同時多発したことによる状況把握の難しさがあった。三つ目には、状況把握の困難さにより、的確な対応策の策定や必要となる資源の配分に支障が生じた。
私の知り合いの防災研究者から、ことしの風水害で顕在化した問題点として、少なくとも次の点が指摘できるという御示唆をいただいております。 一つは、台風十五号では対応組織の連携不足による状況把握の難しさがあった。二つ目には、台風十九号では災害が広域にわたって同時多発したことによる状況把握の難しさがあった。三つ目には、状況把握の困難さにより、的確な対応策の策定や必要となる資源の配分に支障が生じた。
片田先生のインタビュー記事をちょっと読ませていただいたときに、本当に片田先生が防災研究者としての使命を深く自覚されて、そのきっかけというのが二〇〇四年のインド洋の大津波だと。そしてまた、インドで泣きながら子供が親をだびに付す光景を目にしたときに、悲劇の原因を突きとめたいと誓われたと伺いました。
本当に、防災研究者としては痛恨のきわみでありますし、情けないという思いで、今、この悔しい思いを何とか、来るべき南海トラフの大津波等々で生かし、一人の犠牲者も出さないような国土形成、国づくりということに対して、できる範囲での努力をしているという立場でございます。